性悪ドルイド マリガンとかプレイングとか
みなさんこんにちは、らいすと申します。ナーフ情報発表されましたね。個人的にはボーンメアってカードがあんまり好きじゃなかったんですけどまさかナーフされるとは思ってませんでした。
さて余談はこの辺にしておいて、今回紹介させてもらうのはこちらのデッキ!!
ツイッターで性悪ドルイドというアーキタイプを発見して興味本位で使い始めたのですが思いの外強くてランク3から勝率なんと77%(23勝7敗)を記録してレジェンドに到達できました。
こんだけ勝てたのは僕の引きが強いってのもあると思いますが多分マリガンとか戦術がマッチしてたからだと思うのでキーカードについて軽く触れつつガイド風に書いていこうと思います。
キーカード
性悪な召喚士
このデッキのメインギミックとなるOPカード。このデッキにはスペルが究極の侵蝕しか入ってないので必ず10マナのミニオンが出ます。メイジとかが4マナ5マナ捲ってるのが友情ガチャだとしたらこっちはレアガチャです。石消費して回すアレです。
ヤシャラージュやデスウィングなど夢が広がりがちですが基本的にはクトゥーンが出てくると思ってこいつをキャストしましょう。それでも6/10/10相当のスタッツなので充分ぶっ壊れです。
記録保管大臣
10マナ貯める必要もなくデッキから究極の侵蝕を発動してくれる偉そうなやつです。僕自身こいつとはあまり相性が良くなくよくこいつ自身や自分の顔に侵蝕を打ちますが究極の侵蝕っていうカードが強すぎてあんまり気になりませんでした。特に自分の顔に打った時は、5ダメージと5装甲が相殺しあうので実質ノーダメです。
注意することがあるとしたらこいつが侵蝕を打った次のターンに手札に2枚目の侵蝕を引けなかった場合、またこいつが侵蝕を発動するということです。手札が焼けまくるので手札の使い方でリーサルが見えるとかでなければ可能な限り手札を消費したほうがいいです。
究極の侵蝕
ぼくのかんがえたさいきょうのかーどです。これの何が強いかは今更説明不要ですね。このデッキにおいては最強のカードながら決して引いてはいけないカードでもあります。いや10マナたまる頃には普通に引いて打ってもいいんですけど、序盤に2枚引いてしまった日にはデッキの構築を歪めてまで採用した性悪な召喚士がただの劣悪スタッツの紙屑になってしまい勝率がグンと落ちます。最強なのに引いてはいけない、どこかのナーフされたイノシシみたいですね。
ケレセス公爵
決して繁茂入れないならケレセス入れちゃお〜みたいな訳では無いと思います。このデッキは侵蝕2枚とDKヒーローカード以外はフルモンなのでケレセスのバリューがとても高いです。こいつの実質スタッツは最高で2/28/28です。
マリガン
僕はこのデッキを最初に見たときに、「テンポローグのドルイド版」だと思って使い始めたのでそれを意識してマリガンしてました。あんまり難しいことはないと思いますが書いていきます。
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後攻 ⬆︎に加えて、南海の船長、回廊漁り蟲
先攻でもファイアフライとか船長がいたら蟲をキープしてもいいかもしれないです。
先攻 欲張りスプライト、性悪な召喚士、古代地の番人、(相手がアグロだと思ったら)タールクリーパー
後攻 同じ
基本的に翡翠だと思ってマリガンをします。翡翠ドルイドは性悪から放たれるインチキビーム(性悪な召喚士が10マナのミニオンを出すこと)を受けきれないので相手が翡翠だと分かっている場合などは少々リスキーですが1マナを返して性悪とマナ加速を引きに行ってもいいです。
メイジ
先攻 欲張りスプライト、タールクリーパー、南海の船長
後攻 上に加えて、古代地の番人、性悪な召喚士
基本的に秘策メイジだと思ってマリガンをします。序盤の展開と火力スペルで殺されないためにより序盤の盤面が大切なマッチアップになります。スプライトは相手のヒロパで処理できるので弱いと思われがちですが秘策メイジの序盤の2マナを使わせることができるので逆に強いです。こいつやタールクリーパーで序盤をしのぎつつ6マナ溜まったら性悪を出してバリューで押しつぶしましょう。
コントロールメイジははっきり言って不利です。うまくマナ加速がハマって性悪→ボーンメア等で対処不能になってくれたら勝てます。
先攻 欲張りスプライト、古代地の番人、性悪な召喚士
後攻 同じ
コントロールウォーロックは除去が豊富で序盤の海賊やカラスなどはあっさり駆除されますが、こいつもまた性悪から放たれるインチキビームに屈しがちです。捻じれし冥界を打たれる前に顔を削り切るか冥界使っても侵蝕でリーサルくらいに持っていけたら御の字です。
スペルブレイカーはもちろん刺さるので後攻で手札が整ってたらキープしてもいいかもしれないです。
ズーは蟲や挑発で耐えて記録保管大臣に侵蝕をぶっ放してもらいます。相手の方がよく展開をするので侵蝕が相手に飛んでいきやすいです。
プリースト
先攻 欲張りスプライト、古代地の番人、性悪な召喚士
後攻 上に加えて、(マナ加速を充分引けてたら)記録保管大臣
プリーストに対して保管大臣のスタッツと能力がとても強いです。マリガンでキープしてもいいのかは正直なところまだ検証中です。
ラザカスと当たった場合は、序盤の動きでガンガン攻めつつマナ加速も挟みつつインチキビーム発射できれば上々です。ボーンメアは相手が変身してきた後にとっておきましょう。蟲はドラゴンファイアポーションもらったら出していいです。
ドラゴンプリースト相手はワンショットキルされないように気をつけて挑発を立てましょう。性悪ドラプリの場合マナ加速があるこっちが先にインチキビームを出せるので有利です。嘘です、本当は五分五分くらいです。ダスクブレイカーが本当に強いので蟲などでケアしつつ序盤の盤面で負けないようにしましょう。
ローグ
先攻 タールクリーパー、南海の船長、性悪な召喚士、欲張りスプライト、古代地の番人
後攻 同じ
ローグはケレセスステップみたいなクソムーブが無ければ基本的にこっちがマナ加速してる暇は与えてくれるので真面目に序盤のトレードをやってるふりして性悪でゲームをぶっ壊しましょう。相手も0マナで蟲出してきたりするので憎まれる筋合いはないです。
先攻 タールクリーパー、(1マナがあれば)回廊漁り蟲
後攻 タールクリーパー
とにかく耐えるマッチアップです。1マナを全力で探しにいきましょう。こっちがマナ加速する隙も与えずに攻めてくるのでどちらかというと不利です。性悪な召喚士から挑発が出てくることもないのであまりこいつにも頼れないです。
ハンターとシャーマンとウォリアーは割愛します。ハンターは基本的にパラディンと同じ感じです。
プレイング
ここまで来ると読んでる人も書いてる僕も疲れてると思うので短めにいきます。さっきも言いましたが僕はこのデッキを「テンポローグのドルイド版」だと思ってるので基本的なプレイングではそっちを意識しました。基本的なこと以外で細かいところで勝ちに繋がったと思うプレイングを紹介します。
偽装
偽装というのは簡単にいうと「アグロドルイドっぽく振る舞って相手を騙す」ことです。このデッキは、最序盤の動きがアグロドルイドと似ているという特徴があります。ファイアフライ、魔法のワタリガラス、南海の船長、タールクリーパー、回廊漁り蟲あたりがそれに当てはまります。
偽装といってもやり方は簡単です。序盤にあたかも自分が蓮華紋を持っているかの如く横にミニオンを展開しまくったり、3マナでスプライトとタールクリーパーを持っていたらタールクリーパーから出したりするだけです。うまいこと偽装がハマると相手はかなり前のめりに除去スペルやAOEを吐き出してくれます。相手に序盤に除去を使わせることで中盤以降の性悪が絡んだ動きなどがより強固なものになります。
ちなみにケレセスを初手に引いていたり、マナ加速と性悪を同時に引いていたりする上振れハンドの時はいちいち偽装する必要はないです。チカラを見せつけましょう。
プレイングで1番重要なのはアグロ偽装よりもDKアンドゥインにボーンメアをがめることよりも序盤に侵蝕を二枚引かないことです!
長々と書きましたが性悪ドルイドはマナカーブ通りにカードを出していけば勝てるので簡単で強いデッキだと思ってます。直近のナーフで環境が変わってそれでも強いかと言われると自信はないですが、残り少ない期間だけでもみなさんどうぞインチキビームを放ってみてはいかがでしょうか?
もし質問などあればツイッター@ricezuk1で受け付けてます。可能な限り答えます。
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